これまで仕事をしてきた中で、色々な経験をさせて頂きました。
そんな中、「この会社変だ」「この会社危険だな」と感じたことも何度かあり、
ある程度見切りをつけて転職をしてきた私です。
中小企業は社長の素質が全てと言って良いほど、会社の未来を左右します。
そして、そこで働く従業員の未来も背負っています。
あなたの勤めている会社は大丈夫ですか？
気を付けた方がいい会社の特徴と見えてくる実態
私が見てきた中で、中小企業では特に気をつけたい会社の特徴と、可能性の高い実態を
述べていきたいと思います。
接待交際費が異常に多い
中小企業では年間で経費で落とせる接待交際費が800万円という決まりがあり、
特に考えもせずに「それだけ使って良い」と謎の考えを持っている社長がいます。
仕事に関係のある交際費は特段問題ありませんが、仕事に関係ないものでも平気で経費にします。
従業員として普通に仕事している場合、あまり見えない部分ですが、
社長があまりにも羽振りが良かったり、飲みにばかり行っている場合は要注意です。
社長がほぼ会社にいない
大きな営業や社長にしかできない仕事はもちろんあるため、
常に会社にいることは難しいことですが、中小企業でほぼ会社にいないのは問題です。
まだ小規模の会社の社長ですから、内部の構築も必要ですし、
基盤を整えることにも力を注ぐことも必要ではないかと思います。
この場合、内部のことは一部の優秀な社員に丸投げしている場合もあります。
営業畑出身の方や人を育てる、仕組みを構築するといったことが苦手な人には多いかもしれません。
一番たちが悪いのは、ほぼ会社におらず、営業という名前を借りて私欲を満たしている社長です。
仕事に繋がらない飲みに行っていたり、出張と言いながら旅行に出かけていたり。
頻繁に海外に行っている社長もいましたね。
戻ってきても特に何も進展がなく、一体何をしているんだと、従業員は疑いの目を持ち始めます。
同族経営
会社の組織図が同族経営も要注意です。
社長の家族、妻、親戚の集まりです。
個人的には社長の次が社長の妻は一番良くなかったですね。
周囲をイエスマンで固めて会社を運営しているのと同じことなので、
他の管理職には発言権なんてありません。
話が出た時にはすでに決定事項です。
「あとはやっておいてね」です。
親族は良い待遇で他は平均かそれ以下の待遇なんてことも。
臨機応変というむちゃぶりが多発
仕事において臨機応変な対応は大切です。
ただ、業務フローが確立されておらず、臨機応変な対応ばかりでは問題です。
臨機応変を求める割に、その担当者に権限が無い場合が多くります。
「結局どっちだよ」となってしまいます。
良いと思って対応した結果、叱責されるなんてことも多々あり、
従業員が路頭に迷ってしまいます。
経理や総務担当者がいつも疲れている
上記で述べてきたことにも付随した話になりますが、
経理や総務のような役割の人がいつも疲れている場合は要注意です。
会社として謎の支出が多かったり、
不正に近いことをやらされている場合もあるかもしれません。
また、謎の海外出張のチケットの取得を依頼されたりしている方もいましたね。
謎が多いということは不透明ということなので、疲れてしまいます。
公私混同
会社の資金を公私混同する社長は大問題です。
変な投資に資金を使っているなんてことも。
一般の従業員が気づくことは難しいかもしれませんが、
前述した担当者の表情等で察することができるかもしれません。
その担当が親族の場合は難しいかもしれませんが、
中には疑問に思っている人もいます。
圧力を受けている場合も全然あります。
また、プライベートで使用する個人携帯などで、
業務のためのグループラインがあったり、顧客や取引先との連絡に使用する場合も問題です。
勤務時間外や休日であっても当たり前のように連絡が入るようになるので、
良いとは言えないでしょう。
謎の顧問やコンサルがいる
これは危ないです。正当にやっている人は良いです。
危ないのはネットで検索しても名前すら出てこない謎の人です。
なのに、資金力はあって会社をやっていると言い張るような人。
要注意です。
不透明が多いほど危険で会社も社員も成長はできない
健全なふりをして不透明なことが多い会社って世の中に多く存在するのかもしれません。
特に、中小企業は多いかもしれません。
その不透明な部分は、社長の素質によるものだと私は思います。
会社の成長もほぼ見込めず、従業員のキャリアやスキルアップも難しいと感じています。
こうやってブラック企業と呼ばれる会社が増えていくのかと感じる部分でもあります。
入社してみないとわからない部分があるため、転職って難しいですね。
そんな会社でもメリットはあるのか？
臨機応変な対応ができるようになったりはしますね。
あとは法律や業務に必要なことを自分で調べて勝手に知識が身についてきたりします。
自分自身のキャリアや人生の方向性を定める良い機会にもなります。
メリットと言えばこれぐらいです。
まとめ
私が見てきた気を付けた方がいい会社の特徴でした。
基本的に、「公私混同」が問題なのではないかと思います。
社長の素質によって会社の未来、そこで働く従業員の未来は決まります。
何かを得るために働き続けるのも良いことですが、
どこかで見切りをつける必要はあると思います。
配属した部署や担当する業務によっては責任問題になりかねないので、
しっかりと見極める必要があります。
幸せな人生を送るためにも自分の軸をしっかりと持って、
生きていきましょう。
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