自己成長しない人は自然と周囲を巻き込み、相手を疲れさせてしまいます。
自己成長をする人としない人の大きな差は、問題事に向き合った時に自分自身と対話ができるかどうかです。
対話ができても、その矛先が結局は他の誰かや何かのせいにしてしまっている場合もあり、この場合も自己成長とは程遠いものになってしまいます。
自己成長の機会を逃してしまう思考回路
自己成長しない人に多くありがちな考え方や頭の中で巡っている言葉の例をご紹介。
「でも」「だって」
「でも」や「だって」の多様です。
言葉には出さなくてもこの「でも」「だって」が文脈に隠れている場合もあります。
この言葉は基本的に前説を全部ひっくり返して否定する言葉でもあるので、本当の意味で問題事に向き合ってはいません。
「でも」「だって」の多様により、自分と向き合う機会を失い、自己成長の機会は遠のいていきます。
「それってダメなの?」
「何がダメなの?」と疑問ばかり述べる人。
「何がダメだったのかな、こうかもしれないから次はこうしてみよう」と自分の心の中で次の展開まで考えて結論を出す場合はOKです。
「こうしてみたらどう?」という助言等一切聞き入れない上に、自分で考えることを放棄してしまっているため、こちらも自己成長の機会は失ってしまいます。
この言葉が自然に出てくる人は根本的に自分は悪くないといった思考の方が多いため、相手を不快にさせてしまうことも。
「ダメ」と言っていないにも関わらず、「何がダメ?」と勝手に変換してしまう場合もあり、相手を疲れさせてしまいます。
相手にとっても自分自身にとっても良くないので、気を付けましょう。
楽観的ではなく何も考えていない
考えた結果、楽観的に物事を捉える場合は良いですが、何も考えずに楽観的に考えるのはおすすめしません。
自分は悪くないという思考放棄=楽観主義ではありません。
ポジティブ思考=楽観主義が正解です。
ここを間違えてしまっている人が多く、問題事から目をそらすだけになってしまい、自己成長の機会は遠のいてしまいます。
結局はネガティブな人になってしまう
上記で記載した内容をまとめると、一見ポジティブにも思えるかもしれませんが、根本はネガティブ思考の人です。
他者も傷つけ自分自身も傷つけてしまう
見ている目線や考え方そのものが、マイナスを見つけやすく、考えることを疎かにしてしまうため、相手を知らぬ間に傷つけてしまいます。
また、自分自身もマイナスばかり見て勝手に落ち込み、傷ついてしまいます。
これでは何も成長しない上に何も解決しない為、一向に先が見えません。
自分は悪くないという極端な自己防衛
自己成長しない人に多く共通するのは「自分は悪くない」という思考です。
直接この言葉が出ていなくても、考え方の癖がこうなっています。
それは自分を守るため、ある種の自己防衛の方法ではありますが、そればかりで何も解決できません。
最終的には自分は悪くないという主張に陥りがちで、誰かに負担がかかります。
自己成長に必要な思考回路
下記では、自己成長するために必要な考え方についてお話します。
自分自身との対話
自分自身との対話は一番大切です。
ただ、この対話においてさらに大切なことは、受け入れてポジティブに捉えることです。
対話を続けていくと自分の考え方の癖や見ている目線を客観視して捉えられるようになり、マイナスに物事を捉えているのは自分自身だということにも気がつけるようになります。
他責思考ではなく自責思考
「こうなってしまったけど、こうだったし仕方ない」
「そもそも相手が悪いよね」
これでは他責思考そのものですので、
「こうなってしまったけど、次はこうしてみよう」
「自分にも悪い部分あったなぁ、次はここを気を付けよう」
といった、次のこと、未来のことを考えることで他責思考が自然と自責思考になり、先のことを考えることで自然とポジティブな自責になっていきます。
前向きな視点を持つこと
上記でも説明した通り、ポジティブな自責を意識すると良いでしょう。
ネガティブな自責思考は自分を苦しめてしまうので、前向きに考えることが大切です。
難しい場合は当たり前と思っている日常の些細なことから感謝を探しましょう。
朝目覚められたことも実は当たり前のことではありませんし、家があること、ごはんが食べられることも当たり前ではありません。
全て感謝の対象です。
極端な例ですが、そこから初めてみましょう。
前向きな視点は感謝を探すところから始まります。
自己成長と共に人生を明るく
自己成長は、自分にも周囲にも良い影響をもたらします。
生きていれば嫌な事や大変なことはいくらでもあります。
なのに、自分でマイナス面ばかりを生み出してしまっていては勿体ないと思いませんか。
あらゆることに感謝をする気持ちを持って過ごすことで、自己成長と共に人生を明るくしていくことができるのですから、まずは小さな感謝を探していくことです。
そうすることで、自分自身も他者も良い気持ちで過ごせていきます。
本当の意味での自己成長をしてポジティブに生きよう
些細なことにも感謝の気持ちを持つことが自己成長の第一歩です。
他責思考が癖付いてしまっている人はまず自分との正しい対話を心がけ、
人生を前向きに捉えていきましょう。
本当に大切なものを失わないように。
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